2024.08.30
バイリンガルMC・司会の依頼方法とは?国際イベントに必須な多言語対応
グローバル企業が開催するイベントには、さまざまな国籍の方が参加するでしょう。大人数が集まるイベントではMC・司会者を手配するケースも多いですが、外国の方も参加するとなると、多言語対応が可能な人材をMCとしてキャスティングする必要があります。
国際イベントにバイリンガルMC・司会者をキャスティングすると、さまざまな国籍の方に向けて正確に情報を伝達できるため、スムーズな進行が可能に。イベントのクオリティが上がるため、企業のイメージアップにもつながります。
この記事では、国際イベントに必須となるバイリンガルMC・司会者の依頼方法や費用相場について解説します。バイリンガルMC・司会者を選ぶ際のポイントについてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
バイリンガルMC・司会者を手配する場面
バイリンガルMC・司会者をキャスティングすべき場面としては、次のような例が挙げられます。
- 国際セミナー・カンファレンス
- 国際見本市・展示会
- 企業主催のグローバルイベント
昨今では、インバウンド需要の高まりや企業のグローバル化が進んだことなどにより、これらのイベントを開催する企業も増えています。それぞれのイベントで、MC・司会者を手配すべき理由について詳しく解説します。
国際セミナー・カンファレンス
国際セミナー・カンファレンスでは、異なる国籍の参加者が集まり、なおかつ専門的な話題が取り上げられます。すべての参加者が情報を理解したうえで、スムーズにイベントを進行するためには、専門的な内容を複数言語でまとめられるMCの存在が必要不可欠です。
国際見本市・展示会
参加企業が自社製品を海外バイヤーなどにアピールするための国際見本市・展示会では、商品説明やプレゼンテーションをサポートする役割はもちろん、質疑応答に対応する役割もバイリンガルMCが担います。
また、各国の文化や風習に精通したバイリンガルMCであれば、多国籍の参加者の関心をひきつつ、イベントを盛り上げてくれるでしょう。
企業主催のグローバルイベント
各国で事業を展開するグローバル企業が、現地の社員や取引先、メディア関係者などを集めてイベントを開催することもあるでしょう。たとえば、株主総会などのイベントに、世界各国からステークホルダーが集まることも多いです。
参加者同士のコミュニケーションを円滑にし、なおかつトラブルなく進行するためには、さまざまな言語を理解しているバイリンガルMCを起用することをおすすめします。
バイリンガルMC・司会者をキャスティングする重要性
バイリンガルMC・司会者をキャスティングする重要性としては、スムーズな司会進行をはじめ、次の要素が挙げられます。
- 多言語対応によるスムーズな進行
- 異文化コミュニケーション
- 正確な情報伝達
- 臨機応変な対応
- 企業イメージのアップ
司会進行役を社員に任せる選択肢もありますが、これらのポイントを重要だと感じる場合は、ぜひプロのバイリンガルMC・司会者を手配してみてください。それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。
多言語対応によるスムーズな進行
すでに言及していますが、世界各国から参加者が集まるイベントをスムーズに進めるためには、スピーカーの話を即座に通訳し、質疑応答もサポートしてくれるバイリンガルMCの存在が必要不可欠です。
異文化コミュニケーション
異なる文化背景を持つ参加者が集まるイベントでは、文化的なニュアンスを理解してコミュニケーションを取れる司会者がいると安心です。
国際見本市での製品紹介を例に考えてみましょう。各国の文化や習慣に配慮しながらプレゼンテーションを翻訳してもらうことができれば、海外バイヤーにも好印象を与えられます。
正確な情報伝達
グローバルイベントの成功には、正確な情報伝達も欠かせません。バイリンガルMC・司会者は、専門用語や業界知識を正確に伝える重要な役割を果たします。
たとえば、医療系や技術系のカンファレンスであれば、専門用語も正確に通訳してくれるMCを手配することで、商品の特徴やメリットを誤解なく伝えられるでしょう。
臨機応変な対応
イベント中は予期せぬ事態が発生することも珍しくありません。トラブルが発生した際も、バイリンガルMCなら各国の参加者にスムーズに情報を伝えられるため、臨機応変な対応が期待できます。
たとえば、質疑応答が長引いたり機材トラブルが発生したりして、スケジュールが遅延してしまうこともあるでしょう。このような場合も、バイリンガルMCであれば複数言語で速やかに情報を伝えられるため、参加者の不安を払拭できます。
企業イメージのアップ
プロのバイリンガルMC・司会者に進行を任せると、イベントのクオリティが上がります。イベントに好印象を持ってもらえれば、付随して企業イメージのアップにもつながるでしょう。
グローバルな対応力を示し、世界各国からの参加者に優れたホスピタリティを提供するためにも、バイリンガルMC・司会者の起用を検討してみてください。
バイリンガルMC・司会者の依頼方法
バイリンガルMC・司会者を手配する選択肢としては、次の3つが挙げられます。
- MC本人に直接依頼する
- マネジメント事務所を経由して依頼する
- キャスティングサービスを利用して依頼する
それぞれのメリット・デメリットを紹介しますので、依頼時の参考にしてみてください。
MC本人に直接依頼する
SNSやインターネットで検索すれば、バイリンガルMC・司会者と直接コンタクトをとることもできます。過去の実績や対応言語が依頼内容とマッチすれば、直接相談してみてもいいでしょう。
バイリンガルMC・司会者に直接依頼すると、キャスティング費用の交渉がしやすいため、相場よりも安価に依頼できるかもしれません。ただし、MCや司会のスキルを判断しにくいという側面もあり、実力不足の人材を起用してしまうリスクもあるため注意が必要です。
マネジメント事務所を経由して依頼する
バイリンガルMC・司会者が所属しているマネジメント事務所を経由し、依頼する選択肢もあります。この場合、マネジメント事務所が語学力やMC力を担保してくれるため、安心して依頼できることはメリットといえるでしょう。
ただし、キャスティング費用が高額になりやすく、コスト面での負担が大きくなってしまうことがデメリットです。
キャスティングサービスを利用して依頼する
費用を抑えつつ実力も信頼できるバイリンガルMC・司会者を起用したい場合は、キャスティングサービスを利用することをおすすめします。キャスティングサービスにはさまざまなMC・司会者が登録しているため、希望する言語やスキルにマッチした人材を簡単に探せることがメリットです。
ただし、登録者数の少ないキャスティングサービスでは、選択肢が狭まってしまいます。希望に沿ったバイリンガルMC・司会者を起用するためにも、キャスティングサービスの登録者数に注目してみてください。
バイリンガルMC・司会者のキャスティング費用相場
バイリンガルMC・司会者のキャスティング費用は次の要素で変動します。
- 拘束される時間
- 対応できる言語
- イベントの内容(専門性など)
- 司会者の知名度
- リハーサルの有無
たとえば、日本語のみ対応可能、かつ知名度も高くないMC・司会者を起用するケースであれば、リハーサルを含めても4万円〜程度の費用に収まるでしょう。しかし、バイリンガルMC・司会者の場合は、同じ条件でも5万円〜6万円程度が相場になります。
日本語のみのMC・司会者と比べると、バイリンガルMC・司会者の料金相場は1.3倍〜1.5倍程度の水準になることを想定しておきましょう。知名度のあるMC・司会者の場合は、2倍程度になる可能性もあります。
また、リハーサルの対応費用は、キャスティング費用の50%程度になることがほとんど。たとえば、イベント当日のキャスティング費用が6万円の場合は、リハーサル対応費用が別途3万円程度かかります。
バイリンガルMCの手配で意識すべき5つのポイント
バイリンガルMC・司会者のキャスティングにおいては、依頼費用ももちろん重要ではありますが、安さだけにフォーカスしてしまうと、実力不足のMC・司会者を起用してしまう可能性もあります。
MC・司会者のスキルによってイベントのクオリティはもちろん、企業イメージも左右されてしまうため、価格以外に次のポイントも意識してみてください。
- 言語能力
- 異文化への知識
- 過去のMC実績
- イベント内容とイメージがあっているか
- 打ち合わせ・リハーサル対応
それぞれのポイントについて詳しく解説します。
1.言語能力
バイリンガルMC・司会者を起用するからには、当然ながら言語能力もチェックしなければなりません。多言語に対応しているといっても、その言語を母国語としていたりネイティブレベルで話せたりするMCもいれば、日常会話程度にのみ対応しているMCも存在します。
また、企業向けのイベントであれば、専門用語や業界用語に精通している必要もあるでしょう。MC・司会者の言語能力や知識が起用する予定のイベント内容にマッチしているか、あらかじめ確認しておくことが重要です。
2.異文化への知識
異なる文化背景を持つ参加者が集まるイベントのMC・司会者には、文化的なニュアンスを理解し、対応できる能力も求められます。たとえば、国際的なビジネスカンファレンスであれば、参加国それぞれのビジネスマナーや習慣を理解し、それに配慮した進行が可能なMC・司会者であることが理想です。
3.過去のMC実績
バイリンガルMC・司会者の能力を判断するためには、過去の実績をチェックしてみてください。過去にどのようなイベントで司会を務めたのか、そしてMC内容についてどのような評価を受けたのかを確認すれば、適性を見極められるでしょう。
グローバルなイベントでのMC実績が複数あれば、それだけ実力があると推測できます。
4.イベント内容とイメージがあっているか
イベントの内容やテーマにマッチしたMC・司会者を選ぶことも重要です。
たとえば、フォーマルなビジネスイベントであれば、落ち着いた雰囲気のMCが適しているでしょう。一方、顧客を招くエンターテインメント性の高いイベントであれば、明るくエネルギッシュなMCのほうが会場を沸かせられるかもしれません。
MC・司会者の声質はもちろん、キャラクターについても確認してみてください。
5.打ち合わせ・リハーサル対応
費用相場の紹介でも触れましたが、打ち合わせやリハーサル対応の有無についても事前に確認しておきましょう。費用を追加すれば別日での打ち合わせやリハーサルにも対応してくれるのか、それとも当日のみの対応となるのか、MC・司会者によってスタンスは異なります。
経験豊富なMCであれば、打ち合わせで台本の内容や時間配分にアドバイスをしてくれる可能性も。リハーサルを重ねることで、当然イベントのクオリティは高まるでしょう。イベントを成功させるためには、打ち合わせやリハーサルに対応してくれるMC・司会者を起用することをおすすめします。
バイリンガルMC・司会者の依頼ならボイスマートがおすすめ
出典:ボイスマート
バイリンガルMC・司会者の依頼を検討している方は、この記事で紹介したポイントを網羅したキャスティングサービス「ボイスマート」の活用をおすすめします。
ボイスマートはナレーター・司会者の手配に特化したサービスとして、次のような特徴を兼ね備えています。
- 経験豊富なバイリンガルMCが在籍
- 英語・韓国語・中国語など主要言語に対応
- 条件を絞った検索も可能
- 良心的な料金体系
これらの特徴に魅力を感じる方は、ぜひ一度ボイスマートにご相談ください。初めてのバイリンガルMC・司会者の起用で、どういったキャストを選べばいいのかわからないという場合も、専門のコンシェルジュがサポートいたします。
経験豊富なバイリンガルMC・司会者が在籍
ボイスマートには、厳しい審査を通過した経験豊富なバイリンガルMC・司会者が多数在籍しています。MCごとの詳細ページでは、過去の実績やイメージボイスも確認できるため、実力を測りやすくミスマッチが起こりにくいのが特徴です。
英語・韓国語・中国語など主要言語に対応
ボイスマートにはアメリカ英語はもちろん、韓国語・中国語(北京語)など主要言語に対応したバイリンガルMC・司会者が在籍しています。
各言語ごとにネイティブスピーカーも在籍しているため、言語能力の高いバイリンガルMC・司会者のキャスティングも可能。なお、英語・韓国語・中国語といった主要言語だけでなく、スペイン語やフランス語などに対応可能なMC・司会者も在籍しています。
条件を絞った検索も可能
対応言語や声のイメージなどの依頼内容は固まっているものの、条件にマッチしたバイリンガルMC・司会者を探せずに苦労している方もいるのではないでしょうか。また、イベント開催地まで出張してくれる人材でなければ、そもそもMCを任せることができないため、出張可能地域でお困りの方もいるかもしれません。
ボイスマートには、詳細検索が可能な検索機能が実装されています。対応サービスを「イベントMC」に絞ったうえで、「言語」や「得意なジャンル」「得意なテイスト」「活動拠点」「収録可能地域」といった条件を絞り込むことで、希望条件にマッチしたバイリンガルMCを探せます。
良心的な料金体系
ボイスマートのイベントMC・司会者のキャスティング費用は、25,000円〜からと良心的な料金体系であることも特徴です。もちろん、拘束時間や対応言語、起用するMC・司会者の実績によって費用は変動しますが、わかりにくいオプション費用などはなく、明確な体系になっているため安心してご利用いただけます。
具体的なキャスティング費用を確認したい場合は、ぜひお気軽にボイスマートまでお問い合わせください。
まとめ
事業の一環として開催するグローバルなイベントにおいては、高い言語能力でさまざまな国のステークホルダーにわかりやすく情報を伝え、スムーズな進行を可能にするバイリンガルMC・司会者の存在が必要不可欠です。
イベントのクオリティを高め、企業イメージの向上を図るためにも、バイリンガルMC・司会者を起用してみてください。
ボイスマートには、実績が豊富なバイリンガルMC・司会者が多数在籍しています。フォーマルなビジネスイベント・カンファレンスはもちろん、エンターテインメント性の高いイベントにマッチするMC・司会者の手配も可能なため、バイリンガルMC・司会者の起用を検討している方は、ぜひお気軽にご相談ください。