2024.07.31

イベントの司会者(MC)を依頼するには?手配の方法や費用相場を解説

イベントの司会者(MC)を依頼するには?手配の方法や費用相場を解説

商談会や製品発表会、展示会などの社外向けイベントをスムーズに進行するためには、司会者やMCの存在が欠かせません。司会業務は社員に任せることもできますが、素人では臨機応変な対応が難しく、イベントの進行に支障が出るおそれも。

そこでおすすめしたいのが、プロの司会者・MCの依頼です。プロの司会者であれば、イベントの進行が円滑になるだけでなく、ブランドイメージを適切に伝えたり、プロモーションを効果的に行うことも可能です。

本記事では、プロの司会者(MC)に依頼するメリット依頼方法費用相場などを詳しく解説。手配のポイントについてもご紹介しますので、企業イベントを成功させたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

プロの司会者・MCに依頼するメリット

プロの司会者へ依頼するメリット

企業イベントの司会をプロの司会者やMCに依頼するメリットには、主に下記のようなものがあります。

  • イベントをスムーズに進行できる
  • 臨機応変な対応が可能
  • 企業イメージの向上につながる

それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。

イベントをスムーズに進行できる

プロの司会者・MCをキャスティングする最大のメリットは、イベントをスムーズに進行できることです。プロの司会者はタイムマネジメントに長けているため、イベントプログラムを予定通りに進められます。

また、セッションの間などに微妙な時間が発生した場合でも、自然なトークなどを盛り込むことで参加者を飽きさせず、イベントの満足度を高めてくれるでしょう。

臨機応変な対応が可能

イベントでは、機材の不具合などの技術的な問題や、質疑応答が長引くことによるスケジュールの遅延などの予期せぬ事態が発生することも珍しくありません。司会進行に慣れていない場合、突然のトラブルに対応するのは難しいもの。

しかし、プロの司会者であれば、こうした突発的な状況であっても臨機応変に場をつないでくれます。トラブル発生時に参加者に不快感を与えないことも、プロの司会者を起用する大きなメリットです。

企業イメージの向上につながる

プロの司会者・MCは話し方や間の取り方、表現力に優れており、イベントの参加者にブランドや商品の価値を魅力的に伝えられます

また、プロの司会者であれば、参加者の関心を惹きつけるような要素を取り入れながら進行してくれるため、イベントの進行役として場の一体感を醸成してくれます。参加者の満足度の高いイベントは、企業に対するポジティブな評価につながりやすいでしょう。

とくに新規顧客やビジネスパートナーが参加するイベントでは、イベントがスムーズに進行すると、それだけで企業への信頼感も高まります。ホスピタリティの観点からも、プロの司会者を起用することをおすすめします。

プロの司会者・MCを手配すべきシーン

プロの司会者(MC)を依頼すべき場面

企業がプロの司会者やMCを手配すべきシーンには、次のようなものがあります。

  • 展示会・商談会などの顧客向けイベント
  • 株主総会・全社会議などのステークホルダー向けイベント
  • 配信イベント・バーチャルイベント
  • 外国人向けのイベント・セミナー

それぞれのシーンでどのような効果が期待できるのか、詳しく見ていきましょう。

展示会・商談会などの顧客向けイベント

顧客向けの展示会や商談会などにプロの司会者を手配することで、ブランドや商品・サービスについての説明を効果的に行うことが可能に。顧客の印象に残りやすい説明やプレゼンを行うことができれば、イベント後の顧客の行動喚起につながりやすくなります。

また、質疑応答などでも円滑に進行してくれるでしょう。親しみやすい話術で顧客からの質問を引き出すことができればインタラクティブなイベントになりますし、来場者に好印象を与えられます

株主総会・全社会議などのステークホルダー向けイベント

株主総会や全社会議など、ステークホルダー向けの重要なイベントでは、特にスムーズな進行管理が必須に。場の空気を読み、参加者からの予期せぬ質問などにも臨機応変に対応できる判断力と、イベント全体の時間配分を厳守できるスキルが必要になります。

また、明瞭な発音で重要なポイントなどを強調しながら話す司会者がいることで、ステークホルダーの興味を惹きやすくなり、参加者に対してプロフェッショナルな印象を与えられます

配信イベント・バーチャルイベント

オンラインでの配信イベント・バーチャルイベントは外部からの干渉を受けやすく、対面イベントのような臨場感や一体感を再現しにくいなどの理由から、画面越しでも参加者の注意を引きつける工夫が必要です。

プロの司会者であれば、質疑応答やチャットなどでのリアルタイムの反応をうまく取り入れることで、参加者とのインタラクティブなやり取りの促進をさせられます。

また、オンラインイベントで発生する可能性のある、システム面でのトラブルなどにも冷静に対処してくれるでしょう。これにより、参加者にフラストレーションを溜めさせることなくスムーズにイベントを進められます。

外国人向けのイベント・セミナー

外国人の方に向けたイベントやセミナーを開催する場合、その国の言語を話せる言語能力はもちろんのこと、文化的な理解も必要になります。

プロの司会者であればただ言語を翻訳するだけでなく、文化の違いを尊重しながらどのような伝え方が適しているのか、どういったジェスチャーを用いながらどれくらいのトーンで話すべきなのかまでを考慮してくれるため、参加者の満足度やブランドの評価向上につながりやすくなります。

プロの司会者をキャスティングする方法

プロの司会者をキャスティングする方法

プロの司会者をキャスティングする方法としては、主に次の3パターンが挙げられます。

  • 司会者本人と直接コンタクトをとる
  • マネジメント事務所(所属事務所)に依頼する
  • キャスティングサービスを利用する

それぞれの方法のメリット・デメリットを把握したうえで、適した方法を選ぶようにしましょう。

司会者本と直接コンタクトをとる

インターネットやSNSを利用すれば、フリーランスの司会者・MCに直接アプローチすることも可能です。ポートフォリオや過去の活動実績を確認し、直接交渉してみてもいいでしょう。司会者に直接連絡すると仲介費用が発生しないため、比較的安い価格で依頼しやすく、費用の交渉をしやすいのがメリットです。

ただし、イメージや条件にあった司会者・MCを一から探さなければならず、スケジュール調整や進行管理、品質管理などもすべて自社で行う必要があるため、労力がかかるのがデメリット

イベントを成功させるためには、依頼前に入念にスキルチェックを行う必要があるため、司会のスキルを正しく見抜く術がない場合は、リスクがある方法だといえるでしょう。

マネジメント事務所(所属事務所)に依頼する

司会者が在籍しているマネジメント事務所に派遣を依頼する方法もあります。マネジメント事務所であれば、実力のある司会者が所属しているでしょうし、品質管理も任せることができます

しかしその反面、依頼費用は高めに設定されているため、予算オーバーになる可能性も。予算とクオリティのバランスを見て決めるといいでしょう。

キャスティングサービスを利用する

司会者の手配にもっともおすすめの方法は、キャスティングサービスの利用です。キャスティングサービスは幅広いジャンルの司会者とのコネクションを持っているのが特徴で、イベントのジャンルやシーンにあわせて、最適な司会者を提案してくれます

ただし、在籍者が少ないキャスティングサービスだと、イメージにあった司会者が見つからない可能性も。また、在籍者のスキルにも幅があるため、品質チェックにも力を入れているキャスティングサービスを選ぶことをおすすめします。

キャスティングサービスは、スケジュール管理や品質管理など、司会者・MCの手配に必要な作業を一貫して任せられるのがメリットです。費用対効果を重視する方は、ぜひキャスティングサービスを利用してみてください

プロの司会者・MCの依頼費用の相場

プロの司会者・MCのキャスティングを依頼する場合、費用は以下の要素で変動します。

  • 拘束時間
  • イベントの内容
  • 司会者の知名度
  • リハーサル有無

あまり知名度のない司会者・MCであればリハーサルを含めて4万円〜程度中堅クラスで6万円〜程度が相場となります。地元ラジオやテレビにも出演しているような司会者・MCとなると、10万円〜程度は必要になるでしょう。

とはいえ、あまりにも安い料金で依頼すると、実力不足も懸念されます。司会者・MCのスキルによって企業イメージも左右されるため、実績が豊富で実力のある司会者を手配するようにしましょう。

プロの司会者・MCを手配する際の3つのポイント

プロの司会者・MCを手配する際の3つのポイント
プロの司会者・MCを手配するときは、価格以外に次の3点も意識しなければなりません。

  1. MCの雰囲気とイベントテーマのマッチング
  2. 過去の経験・スキル
  3. 打ち合わせ・リハーサルへの対応

司会者・MCの起用で失敗しないためにも、この3つのポイントを押さえておきましょう。それぞれのポイントについて、詳しく解説していきます。

1.司会者の雰囲気とイベントテーマのマッチング

司会者の声質や雰囲気などにより、イベントの印象は大きく左右されます。そのため、司会者の声質や話し方、雰囲気などがイベントのイメージにマッチしているかどうかを見極めることが重要です。

たとえば、株主総会などステークホルダー向けのイベントであれば、重厚で落ち着いた雰囲気のMCが向いていますし、コンテストや展示会・商談会などのイベントであれば、明るい雰囲気のMCがいいでしょう。

判断に困る場合は、イメージにあった司会者・MCを提案してくれるキャスティングサービスを利用することをおすすめします。

2.過去の経験・スキル

イベントをスムーズに進めるためには、経験が豊富で高いスキルを持つ司会者・MCを手配することが重要です。そのため、ただ台本をうまく読むスキルだけでなく、アドリブなどイレギュラー時の対応能力も考慮して選ばなければなりません。

外国人向けイベントの場合は、スピーキング能力や翻訳スキルも必要になりますし、業界向けのイベントであれば、MCにもある程度の知識が求められます。開催予定のイベントと近しいイベントでの司会経験があるかどうかを、事前に確認しておくとよいでしょう。

3.打ち合わせ・リハーサルへの対応

依頼するMCに迷っている場合は、リハーサルへのスタンスも確認してみてください。打ち合わせやリハーサルに柔軟に対応してくれる司会者・MCであれば、イベント本番までの流れの擦り合わせを行えるため、リハーサル段階で台本の内容や時間配分についての相談ができます。

実績が豊富なMCであれば、経験にもとづいたアドバイスをしてくれるため、イベントをよりスムーズに進められるでしょう。

司会者・MCのキャスティングならボイスマートがおすすめ

ナレーション収録・宅録依頼ならボイスマートがおすすめ

イベントをスムーズに進行してくれるプロの司会者・MCをキャスティングしたいとお考えの方には、「ボイスマート」がおすすめです。ボイスマートはナレーター・司会者をキャスティングするサービスとして、次のような特徴があります。

  • 経験豊富なフリーランスが登録されている
  • 条件を絞って検索できる
  • 英語や韓国語・中国語などの多言語にも対応
  • 分かりやすい料金体系

これらの点に魅力を感じる方は、ぜひ一度ご相談ください。それぞれの特徴について詳しく解説していきます。

経験豊富なフリーランスが登録されている

ボイスマートはMCや司会、ナレーターに特化したキャスティングサービスです。厳選な審査を通過した経験豊富なフリーランスのみが登録しているため、クオリティ面でも安心して任せられます。

アナウンサー出身の司会者も複数在籍しており、幅広いジャンルに対応。イベントの内容やご希望のイメージなどをお伝えいただければ、最適な司会者・MCをご提案します。

条件を絞って検索できる

条件を絞って検索できる

出典:ボイスマート

ボイスマートの司会者・MC検索では、対応可能な言語や得意なジャンルやテイストを絞り込んで検索できるため、イメージにマッチした司会者・MCを簡単に探せます

また、サイト上で各司会者・MCのサンプルボイスを確認できるため、イメージと声質がマッチしているかどうかを事前に確認できるのも嬉しいポイント。どの司会者を選べばいいのか分からない場合も、コンシェルジュが最適な司会者を提案してくれるため安心です。

英語や韓国語・中国語などの多言語にも対応

ボイスマートには日本人のみならず、英語ネイティブ、中国語ネイティブ、韓国語ネイティブの司会者・MCも在籍しているため、外国人向けイベントのMC手配にも最適です。ネイティブスピーカーでありながら、日本語でのコミュニケーションも問題なくとれる司会者・MCも多数在籍しており、打ち合わせなども安心して行えます。

外国語に対応している司会者・MCを一から探すのは難しいもの。ボイスマートであれば、豊富なジャンルの中から高い技術を持つ司会者・MCを探せます。

分かりやすい料金体系

ボイスマートでのイベントMC・司会者の手配にかかる費用は、25,000円〜となっています。拘束時間やキャストによって費用は異なりますが、わかりにくいオプション費用などはなく、明確な料金体系になっていることが特徴です。

下記は、ボイスマートでの司会者・MC手配料金の一例です。

イベント・対応内容 拘束時間 費用目安
コンテスト収録動画のMC AM:リハーサルPM:収録拘束時間:9時~18時 6万円~10万円
業界関係ユーザー会の司会進行(他会場同時開催) 拘束時間:11時~19時 3万円~6万円
キーノートセッション
パネルディスカッション
ユーザー事例紹介
アワード受賞式
サブイベントのレセプション進行
拘束時間:10時~19時
(1時間休憩込み)
9万円~11万円
韓国関連イベント
イベントMC(日本語)
韓国アーティストの通訳
リハーサル:14時~
本番:19時~21時
6万円~12万円

相場と比較しても適正な価格となっており、イベント予算に組み込みやすいのではないでしょうか。イベントのクオリティを高めたい方は、ぜひ一度お問い合わせください。

まとめ

顧客向け・取引先向けを問わず、企業として開催するイベントであれば、スムーズな進行管理が不可欠です。司会の質によってイベントの印象は大きく左右され、企業イメージにまで影響を与えるため、参加者が多数集まるイベントであればプロの司会者を手配することをおすすめします。

ボイスマートは、経験豊富な司会者・MCを、適正な価格でキャスティングできるサービスです。ステークホルダー向けの堅実なイベントはもちろん、顧客向けのポップなイベント、商談会にもご活用いただけます。司会者・CMの起用を検討している方は、ぜひ一度ボイスマートまでお問い合わせください。